こんにちは現役webマーケターの名無しマーケター（@nanashi）です。
現在はネットショップがとても簡単に誰でも作れてしまうようになってきました。
それ故こんな悩みが出てくると思います。
「BASE？？STORES？？Shopify？？どれを使えばいいの？？」
「無料で作れるSTORESって売れるの？？」
この記事では「無料でネットショップを開きたいけどSTORESってどうなの？？」と思う方に向けて、
現役Webマーケターである僕が、
STORESの詳細と始め方をご紹介致します。
あなたに合ったネットショッププラットフォームを使用して、
最高のネットショップスタートダッシュを決めてください。
STORESって本当に良いのかわからない！！！
という方向けに記載していきます。
（※プラットフォームとは：基盤となる装置やソフトウェア、サービス、あるいはそれらの組み合わせ）
- この記事の内容
-
- STORESって何？？
- STORESって売れるサイトが作れるの？？
- STORESの始め方
- STORESとBASEの料金比較
- あなたに合ったネットショッププラットフォームの選び方
STORESとは？
STORESとは超お手軽にネットショップを開設できるECサイト制作プラットフォームです。
PCだけではなくスマホでの制作も対応しているので、PCを持っていないという方でも気軽に始めることができます。
またSTORESは月額無料、初期費用無料なので、
多種多様なユーザーに支持されるサービスを提供しています。
しかも開発の親会社がGMOなのでバックが最強です。
GMOはSTORESだけでなく、
カラーミーショップやSTORESレジなどECサイトを管理する上でとてもシナジーの良いサービスを提供しております。
そしてなんといっても、全て無料（決済手数料はかかるが）なのが1番大きい。
また、無料テンプレートがあるので、
デザインやプログラミングも一切なしで制作出来ます。
０からデザインや機能をつけると何百万という金額がかかってしまうので、
最強ですね。
しかし皆さんの頭にある疑問はこんな感じではないでしょうか？
結局BASEとSTORESって何が違うの？？
確かにBASEとSTORESはかなりサービス的に似ています。
しかし微妙に異なる箇所もあるので、
今回はBASEとSTORESを比較しながら、
あなたはどちらを使えば良いのかを徹底的にご説明致します。
STORESって売れるの？？
結論から言いましょう。
問題なく売れます。
それは、
「STORESだから〇〇がダメで売れない、BASEだから〇〇が良くて売れる」
ということはありません。
どちらも費用面や多少の手数料の違いしかありません。
本当に重要なことは、
「どのようにネットショップに来てもらって、ユーザーに商品をどう買わせるか」
ということが１番重要なのです。
これ以上はマーケティングの分野になってしまうので、
お話を戻すと、
「STORESでも運営に力をいれれば問題なく商品は売れる」
ということです。
では次に進みましょう。
STORESとBASEの違い
今回は両方とも0円のプランの比較をしていきます。
理由は月額費用がかかるECサイト制作プラットフォームならShopifyが1番オススメだからです。
その記事はこちらから。
話を戻して、
決済手数料の違い
まずは両方ともに絶対にかかってくる決済手数料からです。
金額は以下の通りです。
| STORES | BASE | |
|---|---|---|
| 決済手数料 | 5% | 3.6%+40円 ＋サービス手数料3% |
BASEでは、決済手段に関わらず、注文ごとに一律3.6%+40円の決済手数料、
サービス手数料3%が設定されています。
要するに「6.6%+40円かかる」ことになります。
一方、STORESの決済手数料は、フリープランが5%と決済手数料だけを見ると、
BASEの方が割高になりますが、それでもBASEを選ぶ人が多いのは、BASEにはその他のメリットが多いからです。
BASEに関する記事はこちらから。
振込手数料の違い
売上が上がると、その代金を各サービスから引き出すために、
振り込みをしてもらう必要があります。
その際のSTORESとBASEの違いは下記のとおりです。
| STORES | BASE | |
|---|---|---|
| 振込手数料 | 275円 ＋1万円未満の場合は 事務手数料275円 | 250円 ＋2万円未満の場合は 事務手数料500円 |
| 入金サイクル | 月末締め翌月払い (最大2ヶ月) | 振込申請から10営業日以内 |
という感じです。
ほぼ誤差程度なので気にする必要は無いと思います。
それよりご注目してほしいのは、
入金サイクルです。
STORESは最大2ヶ月振り込みまでかかるのに対して、
BASEは申請から10営業日以内に振り込みされます。
キャッシュフローの差は経営として外せないポイントです。
早く料金が欲しい場合は、
STORESではなくBASEを利用したほうが良いでしょう。
しかし決済手数料がBASEの方が高いので、
・キャッシュフローを意識する人はBASE
・決済手数料の安さを優先したい人はSTORES
と考えれば問題ないでしょう。
決済手段導入期間の違い
ネットショップでの決済方法の約80%が、
「クレジットカード決済」です。
しかし、
クレジットカード決済を導入するには加盟店審査というものがあります。
BASEの場合、
「BASE簡単決済」というサービスがあり（誰でも無料で使用可能）、
即日からクレジットカード決済が審査なしで導入可能です。
それに対しSTORESは、
STORES内でクレジットカード決済導入審査があり、
最短で4営業日、長いと2ヶ月かかる可能性があります。（流石に2ヶ月の事例は見たこと無い）
その他は機能的な面での違いがありますので、
お好きな方を選ぶのが良いでしょう。
STORESの始め方
STORESの始め方はとても簡単です。
パソコンを触ったことが無い方でも安心してネットショップを作ることができます。
それでは一緒に作って行きましょう。
①STORESにアクセスしてSTORESに登録
登録はこちらから。
「まずはアカウント登録」をクリックして
・メールアドレス
・パスワード
を設定します。
②「ネットショップ」を選択
ここで「ネットショップ」を選択します。
「レジ」を選択してしまうとSTORESレジサービスになってしまうので気をつけてください。
③ID設定
ID設定はURL設定のようなものです。
ご自身のお好きなIDを設定してください。
後から変更可能なので最初は適当でも良いと思います。
※最初に売上が上がったらそこからは変更できないので注意
④事業者登録
事業者登録と記載されていますが個人事業主の方や複業で始めたいという方でも問題なく登録可能です。
（この後企業か個人で選ぶところが出てくる）
あなたの名前やこれから始めることを記載してください。
⑤詳細情報の入力
ここで個人か法人かを選んでより具体的な情報を記載します。
⑥ショップ名の設定
最後にあなたのネットショップ名を決めます。
こちらも基本的に後から変更可能です。
これで開設完了です。おめでとうございます。
開設後の各種設定
開設が完了したからといってもアカウントが作れただけで基本的な機能面での設定は何も終わっておりません。
では見れるサイトを作っていきます。
ここで大事なのは、
「ブランディングよりもユーザーが使いやすいサイト」です。
僕の以前のクライアントさんでブランディングに目を向けるあまり、
細部のデザインにこだわりまくってとんでもない費用でブランディング重視のネットショップを作ったお客様がいらっしゃいました。
残念ながらそのネットショップはもう潰れています。
その例のように、
ブランディングはお金のある企業がやる、
くらいのイメージで良いと思います。
まずは粗利を稼ぐ。
これに尽きます。
とにかくユーザーが使いやすくて不快感のないデザインを心がけてください。
STORESであれば、
無料のデザインの良いテンプレートが沢山あります。
最初はその中からユーザーが迷いにくくて自分が販売する商品に雰囲気が合っているものを選んでください。
現役Webマーケターの僕がおすすめする無料テーマは
・MARKET
・CITYMARKET
あたりが見やすくてユーザーが迷わない設計になっています。
全てはユーザーに見やすいサイトを作ることがネットショップ成功の第一歩です。
あなたもSTORESでネットショップを開設してみてはいかがでしょうか？
自分に合ったネットショッププラットフォームの選び方
最後に、
「自分にあったネットショップ制作プラットフォーム選定方法」をご紹介致します。
実は自分にあったネットショッププラットフォームを選ぶのはとても簡単なのです。
以下の質問で分かります。お答えしてみてください。
①あなたのネットショップは月商が20万円を超える、または超える予定ですか？
②あなたがネットショップで売ろうとしている商品は単品ですか？
①の質問で「いいえ」と答えた方はBASEやSTORESなどの無料で作れるネットショッププラットフォームをおすすめします。
①の質問で「はい」と答えた方は迷わずShopifyをおすすめします。
②の質問で「いいえ」と答えた方はBASEやSTORES、Shopify、カラーミー、MakeShopをおすすめします。
②の質問で「はい」と答えた方はecforceをおすすめします。
ではそれぞれの理由説明です。
月商ベースで選んでいく
①の質問の意図はズバリ
「決済手数料」です。
無料と言われるBASE・STORESは決済手数料が高いのです。しかしShopifyは決済手数料が比較的安いので月額の売上が20万円を超えるとShopifyの方が結果的に月に支払う費用が安くなるのです。
Shopifyはここに月額約¥3,000かかってきますが、
それでも十分にShopifyが一番安いです。
それぞれのECサイト制作プラットフォームは以下の記事でご紹介しておりますので
「BASE以外って何があるの？？」という方はご覧ください。
コメント